伊豆のうみ日記

2011年の筍が採れました

筍.jpgこれこそ山の幸・・・地の筍です!!!

 

 

当宿のスタッフが泥だらけになって、

伊豆の山中で掘ってきました。

竹と併せて器用に調理場のスタッフが

ダイニングの入り口にオブジェのように

飾ってくれました。

毎晩毎朝、お客様を春の主役がお迎えしております。

 

献立には、筍寿し・焼き筍・筍ご飯等々、どれにしようか

日替わり、その日に採れた様子で料理長が決めています。

 

皆様、「美味しい美味しい」と

春の味をお楽しみいただいております。

富戸漁港で朝獲れの地魚です。

朝捕れの魚.jpg今朝は

鯵・鯖・ほうぼう

新鮮さ伝わりますでしょうか・・・

今日も料理長が朝5時に

富戸漁港で揚がった魚を買ってきました。

 

朝食には早速さばきたての鯵の細作り。

今晩は地の伊勢海老も加わってのお造りに・・・・

 

当宿から富戸漁港は15分。

本当に海の幸に恵まれております。

花冷えの朝には。。。やっぱり桶豆腐

湯豆腐桶豆腐.jpg以前にもご紹介いたしましたが、

当宿の朝の定番と言えば桶に入った湯豆腐・・・桶豆腐です。

このところの寒の戻りに、

あー、あって良かった・・・見るだけで温まるという感じです。

 

京都のおけ匠さんからいただいているこの湯豆腐桶。

ひと味、ふた味違います。

その品のよさは人間国宝の中川清司さんが

仕上げて下さるだけあります。

 

花々が咲き始め伊豆高原も色づいて参りました。

寒くも美しい、花冷えの朝、

伊東の湧き水で作った美味しい地の豆腐を

優しく湯気の立つ桶でお召し上がりください。

 

筍の季節がやってきました。

2011早春の焼肴.jpg大室山の山焼きも無事終わり、

いよいよ春の始まりです。

河津桜も満開本番を来週には迎えそうです。

伊豆のうみの献立にも本格的な春が来ました。

今皆さんに感激していただいているのは、

焼き筍。

皮つきで、手にお持ちになり、

ホクホクと柔らかいところをカプリと

召し上がって下さい。

お伴には。。。。

鰤の若菜焼き

わかさぎ木の芽焼き

筍ふくさ寿し

生麩胡麻みそ田楽・鹿の子蒟蒻

お酒がすすみます。

本当に日本の四季は

素敵ですね・・・。

 

春を感じる一品です。

初春の先付け.jpg

うるい 蕨 うど ゆり根 若布 白魚 梅びしお

春を詰め込んだ初春の先付けです。

上に乗っている小さな薄橙色のものは、「梅天神」。

梅干の種を割った中に入っているあれです。

とても貴重な食材です。

梅肉で色をつけました。

「梅天神」、天神様とも料理界では呼んでいますが、

その名から思うのは飛梅伝説でしょうか。


    「東風吹かばにほいおこせよ梅の花
             あるじなしとて春なわすれそ」


左遷された道真公のあとを追って一夜のうちに飛んだと言われる梅の木。

大宰府天満宮の本殿の横で他の6000本の梅より先に春一番に花をつけるとか、

なんだかロマンティックです・・・一品の料理からこんな事を考えるのはとっても楽しいですね。
この献立は当宿でも二月にお出ししています。

是非歴史のロマンに思いを馳せ、お料理をお楽しみいただけたらと。


二月の平日、まだ若干の空室がございます。

 

是非お出かけくださいませ。

スタッフ一同心より皆様のお越しをお待ち申し上げます。

             

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